建築用セメダイン

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内装(壁・天井)接着工事

仕上材や施工条件・耐久性から接着剤を的確にお選び下さい

建築物の内壁仕上げには、胴縁工法や直張り工法が、また天井仕上げには野縁工法や直張り工法が用いられます。
下地の精度が悪い場合や配線配管・断熱材の配置空間が必要な場合には、胴縁工法や野縁工法を、下地精度がよく下地と内装仕上材との間に空間を必要としない場合には、直張り工法を用います。
直張り工法は合理的な工法ですから昨今主流となっております。
内装仕上材は、化粧合板・無機質断熱ボード・せっこうボード・けい酸カルシウム板・繊維板・発泡プラスチック板などが主に用いられますが、施工条件と耐久性から接着剤を選定します。
一般的には、立上りの速いタイプの接着剤が要求されます。
天井工事では、部材の荷重が大きくなり、剥落が発生すると大きな被害になりかねないために、のりくぎ併用工法を一般的に用います。

壁・天井面の接着最適接着剤

壁・天井面の接着にはコンクリート・モルタル下地と石膏ボード下地とがあります。

コンクリート・モルタル下地と断熱用ボードの接着

コンクリート・モルタルへの接着は主に断熱材(ポリスチレンボード・ウレタンボード・ロックウール・グラスウール・など)を張ることが一般的です。(吹付けは除く)

ポリスチレンボードの接着
  • 新S1工法用接着剤セメダインPM525は、一液・無溶剤型の接着剤で、従来のS1工法用接着剤と異なり、二種類の接着剤を三回塗布するという面倒な作業がなく簡単に作業ができます。また、内装工事において大きな問題となっていた、ゴム系、酢酸ビニル樹脂系などの溶剤系は接着剤による、作業者および居住者の健康・安全性の問題を一挙に解決致しました。(500〜700g/m2


図-1 新S1工法塗布方法

 


図-2 S1工法塗布方法

 

ウレタンボード・ロックウール・グラスウールの接着
  • ゴム系溶剤型接着剤、セメダインG101F、およびセメダイン速乾GFは、初期の立上り強度の発現が早く、重いボードや多少のクセのあるボードなどにも適用できます。
    但し、溶剤を使用していますので換気には十分な注意が必要です。


図-3 G101F速乾GF塗布方法

 

石膏ボード下地と各種建築仕上げボードの接着

石膏ボード下地への接着は主にクロス仕上げとボード仕上げがあります。ここで紹介する接着剤はボード張り用の接着剤です。

  • セメダインHS工法(両面テープ・接着剤併用貼り工法)は、両面テープ「セメダインボードテープ310」と住宅環境対策マスチック形弾性接着剤「ボードロック310(SF)」を併用し、壁、天井下地への各種ボード(石膏ボード・けい酸カルシウム板・ウレタンボード・合板など)と下地材を簡単で確実、安全に接着する工法です。

 

強力両面テープ セメダインボードテープ310

  1. ポリエチレン発泡体とアクリル樹脂粘着剤との組み合わせで凸凹面への接着性が良好です。
  2. ホルムアルデヒトを含んでおりません。
  3. テープの手切れ性に優れています。
  4. 作業が簡単で確実、安全で接着剤を併用することにより長期に渡り安定した接着性を保持します。

1液型変成シリコーン樹脂系接着剤 セメダインボードロック310(SF)

  1. 健康住宅研究会の優先6物質を含まない住宅環境対策品です。(ホルムアルデヒト・トルエン・キシレン・木材防腐剤・防蟻剤・フタル酸可塑剤)
  2. オープンタイムが不要で、ダレが無く、片面塗布で作業が楽です。
  3. 無溶剤型で、作業時および保管時に安全です。
  4. 低温硬化性が他の接着剤よりも良好で、冬季でもカートリッジからの吐出性に優れています。
  5. フィルムパック(規格500ml)の使用により、コストと廃棄物が大幅に削減できます。
  6. 弾性接着剤で、大きな伸びと柔軟な物性を保持します。
  7. 速硬化タイプ(各種ボード、キッチンパネル用)「ボードロックSF」もご用意しております。
  8. 外的からの衝撃や振動を吸収します。
  9. 部材の熱や乾湿による膨張、収縮の応力を緩和します。


壁面・天井板

 

天井吸音テックス及び化粧グラスウールの接着

天井下地はせっこうボードが主体です。その他モルタル・合板・無機質ボードが一般的で、仕上材はせっこうボード・発泡プラスチックボード・無機質断熱ボード類が標準です。

接着剤は、セメダインR-194F(酢酸ビニル樹脂系溶剤形)、セメダインG-101F(合成ゴム系溶剤形)、セメダインG-600・G-700(合成ゴム・再生ゴム系)などを使用します。施工要領は壁仕上げと同様ですが、以下の点には十分ご注意ねがいます。

塗布 下地がモルタルで直張りの場合には、のりくぎ併用ができませんから、セメダインG-101FR-194Fを使用します。セメダイン615を使用する場合には、直ちにテックスの四隅に化粧くぎを打込みます。


(1)点付け塗布法


(2)綿状塗布法

 

木レンガの接着

コンクリメントVSG-1(L)(環境対応、無溶剤特殊変成ポリマー弾性形接着剤)やコンクリメントA(酢酸ビニル溶剤形)水性コンクリメント(アクリルエマルジョン)を使用


  1. 下地の汚れを十分に取り除き、不陸面は平滑にします。
  2. 木レンガは十分に乾燥させたものを使用、標準サイズで3×4×12cmが一般的です。
  3. ゴムベラ・木ベラで木レンガの接着面に1mm厚15gを全面に塗布します。
  4. 墨出し位置へ木レンガをすり込むように圧着します。
  5. 上下にズリ動かして固定し、木槌でたたいて密着させます。

 

内装接着工事用接着剤早見表

(※=両面塗布 釘=のり釘併用)
合板・パーティクルボード・繊維板 せっこうボード・けい酸カルシウム板 大形タイル(ガラス質・陶磁器質) 発泡ポリスチレンボード 硬質ウレタン・フォームボード グラスウール・ロックウールボード
コンクリート ボードロック310(SF) ボードロック310(SF) タイルエース PM525 ボードロック310(SF) ボードロック310(SF)
モルタル・
ブロック
ボードテープ310 ボードテープ310 PM100 G600G700 ボードテープ310 速乾GF
ALC PM525 PM525 PM200 R194F PM525 5100F
胴縁木組 ボードロック310(SF) ボードロック310(SF) PM100 PM525 ボードロック310(SF) ボードロック310(SF)
SG-1(L) SG-1(L)   G600G700 ボードテープ310 速乾GF
615・釘 G101F   R194F PM525 5100F
G101F          
軽量
鉄骨組
SG-1(L) ボードロック310(SF) PM100 PM525 ボードロック310(SF) 速乾GF
G101F SG-1(L) PM200 G600G700 ボードテープ310 5100F
  G101F   R194F PM525  
ボード
合板 ボードロック310(SF) ボードロック310(SF) タイルエース PM525 ボードロック310(SF) ボードロック310(SF)
ボードテープ310 ボードテープ310 PM100 G600G700 ボードテープ310 速乾GF
PM525 PM525 PM200 R194F PM525 5100F
615・釘 615・釘       615・釘
せっこうボード ボードロック310(SF) ボードロック310(SF) タイルエース PM525 ボードロック310(SF) ボードロック310(SF)
ボードテープ310 ボードテープ310 PM100 G600G700 ボードテープ310 速乾GF
PM525 PM525   R194F PM525 5100F
615・釘 615・釘       615・釘
けい酸カルシウム板 ボードロック310(SF) ボードロック310(SF) タイルエース PM525 ボードロック310(SF) ボードロック310(SF)
ボードテープ310 ボードテープ310 PM100 G600G700 ボードテープ310 速乾GF
PM525 PM525 PM200 R194F PM525 5100F
615・釘 615・釘        

(注) 大形タイルの天井接着工事には取付け金具を利用してください。