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Interview 01

充実した
サポート体制・
成長環境で
お客様に喜ばれる
製品開発を

技術系

研究開発部
開発グループ 開発第三チーム

2022年入社
農学部応用生命化学科 卒業
地域創生科学研究科工農総合科学専攻 修了


Q&A 社員が答えるQ&A

Q1学生時代の経験と現在の仕事内容

食品の機能性研究から、
接着剤の研究に

もともと料理が好きで身近なものを研究したいという思いから、大学では農学部でマウスにそば粉を投与することでうつ病を改善する機能性を研究し、大学院ではそば粉がなぜうつ病に効くのかというメカニズムの解明を行っていました。
入社後は研究開発部に配属され、現在、スマートフォンやパソコンなどの電子機器や自動車のバッテリーといった工業用途の接着剤の研究・開発をしています。お客様から求められる要件に応じて、接着強度、塗布のしやすさ、柔らかさ、硬化速度等を調整する組成検討・性能試験を経て、製品の立ち上げを実施します。それらの業務では、学生時代に身についた仮説検証のサイクルや資料作成・スケジュール管理スキルが活かされています。

Q2セメダインへの入社理由

幅広い分野・用途で使用される
接着剤に未来の可能性を感じた

コツコツと研究をして新しい可能性を見つけていくことに魅力を感じ、研究職を中心に就職活動を行っていました。身近なものについて研究開発ができて、かつ、さまざまな業界に携われる企業を検討する中で、セメダインのインターンシップに参加しました。そこで、小学生の頃に使っていた木工用や瞬間接着剤だけではなく、自動車や住宅、スマートフォンなど身近なものにも接着剤が使われていることを知り、大きな可能性を感じました。また、インターンシップでは社員の方と懇談する時間が長く設けられており、職場の明るさ・フレンドリーさや先輩社員の温かさが伝わってきたので、入社を決めました。

Q3仕事の面白さ・やりがい

現場ならではの課題を拾い、
製品開発に活かしていく

セメダインの研究開発部では、社内で研究して終わりではなく、いろいろな人と関わりながら自分が担当した製品が出来上がるのを最後まで見届けられるのが面白いところです。良い性能を持った接着剤でも、量産できなければ普及させることができませんし、理論上の数値が合っていても、使い手にとって扱いづらいものであれば使用できません。実際の組立工程を確認するために工場に足を運んだり、実際に使用したお客様の声を聞いたりして、データだけではわからないさまざまな課題を一つずつクリアしていきます。そのように改良を重ねていった結果、お客様から「使いやすい!」と褒めてもらった時には大きな喜びを感じますね。

Q4印象に残っている仕事

実使用を想定して開発する
重要性を学んだ塗布トライ

私が開発に携わっている接着剤を使用して機器を組み立てるお客様の工場で、試作品の塗布試験を実施しました。実使用を想定した大型の機械塗布工程で行われた試験で、自身が試作した接着剤がロボットにより大きなパネルに塗布される光景は、実際に工場で使用されるイメージが湧き、印象に残っています。またその試験では、データ上知りえなかった情報を得ることもできました。たとえば、スケールが大きくなったことで接着剤をきれいに塗り広げられなくなったり、人の手ではなく機械になったことで液体をうまく混ぜられなくなったりしました。この経験から、開発段階から実使用を想定して設計する重要性を学び、成長できたと思います。

Q5セメダインの働く環境

なんでも話せる温かい
環境とカルチャーがある

セメダインにはなんでも気軽に相談できる環境とカルチャーがあると感じています。別のチームにも相談しやすいですし、わからないことがあれば接着剤の知識が豊富な先輩社員が丁寧に教えてくれます。また、研究開発部では2年目から個人ごとに特定のテーマを与えられます。テーマに主体的に取り組む上でのサポート体制が整っており、成長の機会ともなっています。
年次に関係なく社員同士の仲が良いのも好きなところです。オフには、BBQやオンラインゲーム会などのイベントが企画されたことがあります。社員とそのご家族も含めて30人ほどが集まったBBQは、賑やかで楽しかったですね。

Q6これから叶えたい未来

組成検討〜製品立ち上げまで
一気通貫に経験したい

試行錯誤して完成させた製品がお客様に評価され、自社の売上に貢献できることは開発の醍醐味だと思っています。現在はある程度出来上がった組成を用いて開発しているので、今後は組成検討から製品立ち上げまで一気通貫に経験することが目標です。お客様の要望に応える接着剤を一から開発するには、原材料の基本情報やその組み合わせなどの知見が欠かせません。また、将来的には農学部で学んだことを活かして、バイオマス由来の接着剤や、環境に優しい接着剤を開発したいという思いもあります。これらの実現に向けて、これまで先輩方が蓄積してきたノウハウを吸収し、新たに必要な知識を学んでいきたいです。


Message 学生さんへのメッセージ

私たちの接着剤が
支えているという
誇らしさ

今後、電気自動車市場などの発展に伴って、セメダインが果たす役割はますます大きくなっていくと思っています。たとえば、接着剤だからこそバッテリー内部の放熱と接着を両立出来たり、シートなど凹凸のある部分もきれいに接着できたり、製造プロセスにおいてさまざまな課題を解決できるのです。また命を守る役割もある自動車の製造では、安全性が何より求められます。その工程で使用できるのは、様々な使用環境を想定した耐久試験を通過できた接着剤だけです。自動車の製造で接着剤が使われていることはあまり知られていないけれど、裏では私たちの接着剤が支えているのだという誇らしさがあります。


Day off オフの過ごし方

パンやお菓子を作ったり、
グルメ巡りをしたり

料理をすることや食べることが好きなので、学生時代にパン屋でアルバイトしていた経験を活かして自分でパンやお菓子を作って過ごすことが多いです。また、学生時代からの友人や会社の先輩・同僚と、おすすめされたラーメン店や喫茶店などに行ったりしてオフを楽しんでいます。

My Favorite
CEMEDINE Product
好きな製品とその理由

スーパーXナチュラ

私のお気に入りの製品は『スーパーXナチュラ』です。これはバイオマス原料(ホタテの貝殻)由来の製品で、SDGsに貢献しているのが特徴となります。カーボンニュートラルの観点から、セメダインが環境問題にも真剣に取り組んでいる、ということも分かっていただけるのかなと考えています。
また、一般的には「接着剤=くっつけるもの」という認識が強いのではないかと思いますが、『スーパーXナチュラ』はくっつけるだけではなく、衝撃を吸収するという機能も持ち合わせているんです。接着剤の新たな機能を世の中に知ってもらうきっかけとなる良い商品だと思っています。


Daily Schedule 1日のスケジュール

  • 8:30

    出社

    その日の予定を確認。
    試作/試験の内容確認。

  • 9:00

    試作

    考えた配合をもとに接着剤を試作。
    検討内容により
    様々なスケール(100g-100kg程度)で実施。

  • 11:00

    試験準備

    試験内容や試験体の数を確認。
    お客様が求める特性データが取得できるよう、
    前もって内容を確認する。

  • 12:00

    お昼休憩

    昼食。同僚・先輩方とお話ししたり、スマホを見たり…自由に過ごす。

  • 13:00

    試験

    試作した接着剤の様々な性能を試験。
    硬化までの時間や柔らかさ等、
    お客様が求める特性に応じて試験を実施。

  • 15:00

    会議・打ち合わせ

    テーマの進捗状況や技術的なトピックスについての会議に参加。
    お客様や原材料メーカー様と打ち合わせを実施。

  • 17:00

    試験データまとめ・書類作成

    試験結果をまとめ、今後必要な検討事項を整理する。
    社内会議資料からお客様への報告資料まで、必要な書類を作成する。

  • 19:00

    退勤


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