建築物の長寿命化に貢献するシリル化アクリレート系シーリング材 「セメダインEXCELⅡ」

公共施設、マンション、オフィスビル、商業施設といった様々な建築物では「長寿命化」が重要視されています。

建築物の長寿命化には、設計・材料・施工・維持管理といった建築物のライフサイクル構成要素全般に渡って適切な対応が求められ、なかでも、ライフサイクルコストの低減を考えた材料選定が重要です。

セメダインは、2成分形シリル化アクリレート系シーリング材「セメダインEXCELⅡ」を開発。2009年の初施工から、ライフサイクルコストの低減に大きな役割を果たしてきました。「高耐久」「高耐候」「非汚染」に優れた性能を有したシーリング材で、建築物の長寿命化に貢献いたします。

ライフサイクルコストの低減に貢献

高層マンションやオフィスビル等の建造物においては、修繕費の削減が重要になっています。防水性、意匠性維持のために約10〜15年毎に必要となる大規模修繕工事では、建物の周りに足場を組むコストが大きな負担となりますし、ゴンドラを使用できないタワーマンション等では、さらなる工期の長期化によるコスト増が想定されます。

シリル化アクリレート系シーリング材のセメダインEXCELⅡは、繰返し疲労耐性に優れ、JIS A 5758による耐久性区分は、2成分形シリコーン系と同等の10030。さらに、伸縮繰返し試験(伸縮率40%)ではシリコーン系を超える動的耐久性能を有しています。

通常、シーリング目地は定期的な部分改修や打ち替えが必要になりますが、セメダインEXCELⅡを使用することで、長期にわたって優れた耐久性と美観の維持が期待でき、大規模修繕工事の周期延伸による建築物のライフサイクルコストの低減が可能になります。

美観維持に優れた意匠性

近年、意匠設計が重視された美しい外観の建造物にはガラス建築が増加し、中でも透明感や清潔感、そして解放的なイメージを表現するためにブランドショップや大規模ビル等でガラスファサードが多く使用されています。

従来、ガラス目地周りには耐久性に優れたシリコーン系シーリング材が使用されてきましたが、シーリング材から染み出たシリコーンオイルに粉塵などが付着することでできる撥水汚染や、光触媒コートガラスの自洗作用も損ねてしまうことが問題視されていました。

セメダインEXCELⅡは、シリコーンオイルを含まないので撥水汚染が発生しないことが特長で、外壁洗浄・ガラスクリーニング等の清掃費用の低減に貢献します。

セメダインEXCELⅡの特長
ガラス用途への使用が可能な耐光接着性

多様な目地に対応

ガラス周りだけでなく、カーテンウォールや金属パネル目地にも適しています。

意匠性の高い施工が可能

目地周辺部への汚染(撥水汚染)がありません。長期にわたって建物の美観を保ちます。

耐久性に優れ、長寿命

長期にわたって高耐久性を有し、動的疲労特性に優れています。

[シーリング材の設計伸縮率・せん断変形率(ε)(%)]はこちら
セメダインEXCELⅡの施工実績

セメダインEXCELⅡは、2009年の初施工から多くの施工実績があります。

資生堂グローバルイノベーションセンター

施工部位:金属笠木、サッシ取合い、ECP板間、ガラスCW等

JAグループ神奈川ビル

施工部位:ガラス回り、PC板間、タイル目地等

新宿健康プラザハイジア

施工部位:大型陶板パネル板間、サッシ取合い等

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2成分形シリル化アクリレート系シーリング材

「セメダインEXCELⅡ」