エンジニアリング・プラスチックや、非鉄金属など、
さまざまな素材の接着や異素材接合に
エポキシ・変成シリコーン系
弾性接着剤
EP001K
PBT、PPSを含む広範な
各種材料の接着を可能とし、
ユーザー製品の
軽量化・低コスト化に貢献

PROBLEM

エンジニアリング・プラスチックや
非鉄金属など、
つきにくい素材の
接着でお困りではありませんか?

製品の軽量化などを実現するために、製品及び内部部品に金属部品からの置換えとして、
PBT(ポリブチレンテレフタレート)やPPS(ポリフェニレンサルファイド)といった
エンジニアリング・プラスチックが用いられるようになる一方で、
エンジニアリング・プラスチックが難接着材料であるため、これまでの接着剤では対応が困難。

ボルトやネジなどの機械的な接合、溶接することが不可能な部分や、温度変化や振動・衝撃がかかる過酷な環境下で、
非鉄金属やプラスチックなどのさまざまな素材を組み合わせた異素材の接着が困難。

他にも、車載部品や電子部品の設計・製造の現場で電子部品に悪影響を及ぼす低分子シロキサン化合物による接点障害を引き起こしてしまう。

これら、ものづくりの設計・製造現場ではさまざまな課題がございます。

例えばこのような課題に

CASE01

エンジニアリング・プラスチックの接着

  1. ①電機、電子部品の注型、接着
  2. ②精密機器、光学機器のガラスなどの接着
  1. ③車載製品の接着
    • ・二次電池のセル同士、セルと筐体の接着
    • ・DC/DCコンバーターやECUなど電子ユニットの筐体シール
CASE02

高い耐久性を要する接着

  1. ①線膨張係数差の大きい異種材料の接着
  2. ②振動部、応力変化の大きい箇所の接着
  1. ③冷熱サイクルなどの環境変化による
    内部歪みの大きい箇所の接着
CASE03

電子部品に対する接点障害のない接着

SOLUTION

エポキシ・変成シリコーン系
弾性接着剤
EP001K
なら!

接着が難しかったPBT、PPSにも最適!
EP001Kは、従来の接着剤では難しかったPBT(ポリブチレンテレフタレート)やPPS(ポリフェニレンサルファイド)といったエンジニアリング・プラスチックを含む広範な各種材料の接着を可能とし、ユーザー製品の軽量化・低コスト化に貢献することが出来ます。
「シロキサンフリー」で電子部品の接点障害の問題も解決!
また、各種センサーやカメラなど搭載される部品点数が増えたことにより、限られた空間内での各パーツの省スペース化が進むことで、各パーツの配置について接点障害を考慮する必要が生じることがありますが、EP001Kは電子部品に悪影響を及ぼす低分子シロキサン化合物を含まず、接点障害を引き起こすことがないため、安心してお使い頂けます。

ABOUT EP001K

エポキシ・変成シリコーン系弾性接着剤とは

エポキシ樹脂と変成シリコーンは非相溶であり、重合する過程で下図のような相分離が起こり、海島構造ができます。

  • 主剤:エポキシ樹脂+変成シリコーン硬化触媒
  • 硬化剤:変成シリコーン+エポキシ樹脂硬化剤

海島構造となることにより、変成シリコーンの特徴である
ゴム状弾性とエポキシ樹脂の特徴である種々の材料に対する接着性が得られます。

MERIT

EP001Kの特長

MERIT01

各種材料に良好な接着性

従来の接着剤では難しかったPBT(ポリブチレンテレフタレート)・PPS(ポリフェニレンサルファイド)を含めた各種エンジニアリング・プラスチックに対して高い接着性を有する他、非鉄金属同士や、プラスチックと金属といった異種材料の接着などにも良好な接着性を示します。

●接着性
※試験条件 JIS K 6850に準拠、養生23℃50%RH×7日
MERIT02

部材への追従性が良好

硬化被膜が柔軟かつ強靭で、弾性を有するため部材への追従性が良好です。
●立ち上がり特性
※試験条件 SPCC同士
MERIT03

シロキサンフリー

電子部品に悪影響を及ぼす低分子シロキサン化合物を含まず、接点障害を引き起こすことがありません。

USAGE

オススメの用途

エポキシ・変成シリコーン系弾性接着剤「EP001K」は、エンジニアリング・プラスチックへの接着性とゴム状 弾性による 追従性の両立により接着・シール等、さまざまな使用が可能になります。

  • 01
    エンジニアリング・プラスチックの接着
  • 02
    高はく離、高せん断接着強さを要求される接着用途
  • 03
    線膨張係数差の大きい異種材料の接着

二次電池のセルと筐体の接着DCコンバーター筐体のシール