壁下地造作工事・新S1工法
壁下地造作工事・新S1工法
壁の仕上げ材である各種ボードを壁面に固定するため、下地を造作する必要があります。コンクリート躯体やALC板などの壁材にあらかじめ木レンガを接着し、これに胴縁、巾木などを釘止めすることにより、内装仕上げが簡便になり、施工の合理化、省力化、工期の短縮やコストの低減を図ることができます。
ここではこれらに使う代表的な接着剤をご紹介します。
代表的な接着剤
内装用・多用途タイプ
木レンガ、プラ木レンガ、巾木、胴縁等の内装多用途
- SG-1/SG-1・L(変成シリコーン樹脂系接着剤)
木レンガ・下地木工事用
木レンガ、発泡スチロール等の内装工事
- コンクリメントV(変成シリコーン樹脂系接着剤)
木レンガ、発泡スチロール等内装工事用
- 水性コンクリメントR(アクリル樹脂系エマルション形接着剤)
造作用多用途
各種化粧合板、硬質プラスチック、ボード、金属板等と木材、コンクリート、スレートの接着
- 速乾GF(合成ゴム系溶剤形接着剤)
内装木工事全般・家具、建具製作等
断熱用
サッシ回り、開口部の断熱用
- ハイスパンフォーム-400(発泡ウレタン)
新S1工法
断熱・防露を目的とする接着工法です。変成シリコーン樹脂系接着剤を用い、ポリスチレンフォーム(断熱材)をコンクリート壁面へ直貼りします。
※コンクリート・モルタルへの接着は主に断熱材(ポリスチレンボード・ウレタンボード・ロックウール・グラスウールなど)を張ることが一般的です。
新S1工法の塗布方法
建築用『内装』に関するテーマ
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