接着剤のポイント

1.使い方

どんな接着剤も、とりあえず塗って押さえつければいいというわけではありません。

a)片面
片面に塗って、すぐ貼り合わせる。
b)両面
両面に塗って、乾かしてから、貼り合わせる。
c)混ぜて
2液を混ぜてから、塗って、すぐ貼り合わせる。

2.硬化方法

接着剤は固まってくっつくもの。その固まり方にはいくつかの方法があります。

a)乾いて固まる
特長:
接着剤に含まれる水やシンナーが揮散して、残った樹脂分が固まってくっつきます。
注意点:
乾くことが重要なので、金属やプラスチックの様に、水やシンナーが抜けないものをつける時は注意が必要です。
b)湿気を吸って固まる
特長:
空気中の湿気(H2O)と化学反応することで固まり、くっつきます。
注意点:
湿気を取り込むことが重要なので、金属やプラスチックの様に、湿気を通さないものをつける時は注意が必要です。
c)混ぜることで固まる
特長:
A剤とB剤を混ぜて反応させることで固まってくっつきます。A剤とB剤による自己完結型の反応硬化なので、空気中ではなく水中でも固まるタイプのものもあります。
注意点:
A剤とB剤をきちんと等量、よく混ぜることが重要です。

3.硬化後の状態

硬いものは硬く、柔らかいものは柔らかくつけるのが基本です。

a)
硬いプラスチックのようになります。
b)
柔らかいゴムのようになります。
  • ※ 硬さ・柔らかさは製品により異なります。目安としてお考えください。

4.接着剤の粘度

接着剤の粘度

一般的に粘度とは、液体(流体)の流れにくさを表します。接着剤も液体のため、それぞれ粘度が違い、水のようにサラサラしたものや、水あめのようにドロッとしたものまで様々です。接着剤を選ぶときは、粘度の違いもポイントになります。例えば、布は低粘度だと接着剤がしみ込む可能性があるので中粘度のほうが適してますし、コンクリートのような凹凸面には高粘度のほうが接着面に厚塗りができて適しています。
使用前に接着剤の粘度がどのタイプかを参考にして用途や素材に合わせて接着剤をお選びください。

接着剤の分類(粘度)

低粘度(1Pa・s以下) 低粘度 中粘度 高粘度
3000一般 雨どい用 3000ゼリー状 PM165-R
3000金属用 写真用 BBX SG-1
3000多用途 速乾G EP001N コンクリメント
3000ハイスピード 速乾Gクリア UT110 ハイクイック
ABS用 ハイグレード模型用 エクセルエポ ハイスーパー30
PPXプライマー パステ エクセルシグマ
塩ビパイプ用 ビニール用 かべっ子
瞬間接着剤(PPXセット) 紙・布用
農ビ補修用 クラフトマルチ
プラモデル用 工作用速乾クリア
手芸用
スーパー
スーパーXシリーズ
セメダインC
パーフェクトデコ
ハイスーパークリア3
ハイスーパー5
発泡スチロール用
ペグα
ホビー用
メタルロック
木工用・木工用速乾

粘度の目安

数値(Pa・s) 低粘度 中粘度 高粘度
0.001
0.005~0.01 ウスターソース
0.06~0.08 サラダオイル
2~3 シャンプー
2~5 トンカツソース
5~10 ドレッシング
10 シロップ
15~20 マヨネーズ
20~25 水あめ
30 トマトケチャップ
55 ストロベリージャム
100 ハンドクリーム
150 マスタード
非流動 ペースト状