放熱性弾性接着剤SX-TCAシリーズ

高い熱伝導性と使いやすい高性能

特長

電子機器の放熱対策ニーズへお応えする弾性接着剤です。シロキサンフリーで接点障害の懸念がありません。また、グリスの課題であるオイルブリードやポンプアウトの心配が無く、放熱シートのような打ち抜き成形が不要でロスが発生しにくい特長があります。

  • 熱伝導性の高い弾性体で、長期にわたり放熱性を維持します。

  • 液状で塗布できるので、放熱板や発熱部材との密着性に優れる。

  • 硬化(または半硬化)するため、ポンプアウトが起こりません。

  • 密着性・耐久性に優れ、垂直面上や振動が加わる部位に使用できます。

  • シロキサンフリー。(接点障害の懸念がない)

ポンプアウトの心配がない(グリースとの比較)

製品データ

各種被着材に対する接着性

(引張りせん断接着強さ 単位:MPa)
被着材 SX1008 SX1010 RH96L
接着強さ 破壊状態 接着強さ 破壊状態 接着強さ 破壊状態
硬質塩ビ 2.18 CF 1.61 CF 0.68 CF1AF9
ポリカーボネート 2.16 CF 0.77 AF 0.82 CF2AF8
ポリスチレン 1.98 CF 1.24 AF 0.61 AF
ABS 2.10 CF 1.24 CF5AF5 0.61 AF
アクリル 2.20 CF 1.60 CF 0.28 AF
6ナイロン 1.66 CF 1.28 CF 0.65 CF1AF9
軟鋼板 2.23 CF 1.50 CF 0.55 AF7未硬化3
アルミ 2.85 CF 1.90 CF 0.76 AF

※CF:接着剤の凝集破壊 AF:界面破壊 
 数字はそれらの割合を示す。

表面処理:軟鋼板はMEK脱脂、プラスチックはIPA脱脂
塗布量:100μm/片面(両面塗布)
オープンタイム:SX1008,SX1010はナシ、RH96Lは2分
養生:23℃50%RH×7日間
引張り速度:50mm/min

耐熱老化試験(SX1008/SX1010)

(単位:MPa)
SX1008 SX1010
120℃ 130℃ 120℃ 130℃
初期 2.85 CF 2.85 CF 1.90 CF 1.90 CF
1W 4.69 CF 4.82 CF 3.67 CF 3.88 CF
2W 4.60 CF 4.10 CF 4.04 CF 3.81 CF
4W 4.53 CF 3.98 CF 3.84 CF 3.70 CF
8W 4.16 CF 3.01 CF 3.72 CF 3.20 CF
12W 4.12 CF 2.48 CF 3.68 CF 2.96 CF
18W 2.89 CF 1.99 CF 2.84 CF 2.54 CF

※CF:接着剤の凝集破壊

被着材:アルミ(アルマイト)
JIS K6833接着剤の一般試験方法に準拠

耐熱老化試験(RH96L)

(単位:MPa)
150℃
接着強さ 破壊状態
初期 0.76 AF
100h 0.89 CF
300h 1.00 CF
500h 1.19 CF
1000h 1.52 CF
2000h 2.22 CF
3000h 2.58 CF

※CF:接着剤の凝集破壊 AF:界面破壊

被着材:アルミ(アルマイト)
JIS K6833接着剤の一般試験方法に準拠

高温高湿試験

(単位:MPa)
85℃×85%RH SX1010
接着強さ 破壊状態
初期 1.90 CF
1W 3.14 CF
2W 3.23 CF
4W 3.16 CF
8W 3.43 CF
12W 3.51 CF
18W 3.67 CF

※CF:接着剤の凝集破壊

被着材:アルミ(アルマイト)
JIS K6833接着剤の一般試験方法に準拠

サーマルショック試験

(単位:MPa)
RH96L
接着強さ 破壊状態 熱伝導率
初期 0.76 AF 2.14
-40℃
↑↓
125℃
100サイクル 1.28 CF1AF9 2.04
300サイクル 1.46 CF1AF9 2.15
500サイクル 1.75 AF 2.06
1000サイクル 2.04 CF5AF5 2.71
2000サイクル 2.59 CF7AF3 2.82
3000サイクル 3.02 CF9AF1 2.81

※CF:接着剤の凝集破壊 AF:界面破壊
 数字はそれらの割合を示す。

被着材:アルミ(アルマイト)
JIS K6833接着剤の一般試験方法に準拠

製品ラインナップ

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