溶剤系イメージ

溶剤系

溶剤系接着剤には「ゴム系溶剤形接着剤」と「樹脂系溶剤形接着剤」があります。代表的な溶剤系接着剤をご紹介いたします。

特長

ゴム系溶剤形接着剤

多様な接着方法

  1. コンタクト接着
    つける材料の両面に塗布し、表面が乾燥する程度のオープンタイムを取ってから張り合わせると、仮止め不要の初期強度に優れた接着が出来る。
  2. 粘着接着
    硬化課程に幅広い粘着領域を持つため、条件によっては、片面塗布でもフォーム類やシート類の広面積接着が可能。
  3. 再活性接着
    塗布した接着剤をいったん乾燥させ、接着時に溶剤や熱(100℃程度)で接着剤を再活性して張り合わせることが出来る。
  4. 加熱・加圧接着
    熱活性接着と同様の方法で張り合わせ、ただちに熱プレス加圧して接着すると、接着強さと耐熱性に優れた接着が出来る。

塗布方法の多様性

  • 刷毛、ヘラ、ブラシ、クシ目ごて
  • エアースプレー、エアレススプレー
  • ロールコーター、カーテンコーター

塩化ビニル樹脂系接着剤

塩化ビニル樹脂、あるいは塩ビ酢ビ共重合体を変性したもので、特に軟質塩ビの接着において、その接着性とともに、可塑剤の移行に対する耐性に優れているので、塩化ビニル同士や金属とビニルシートの接着などに用いられる

ニトロセルロース系接着剤

速乾性と、無色透明で仕上がりが美しいことから、模型工作から装身具、家具など広範囲な材料の接着に用いられる。紙、木、皮革、ガラス、陶磁器、合成樹脂などの接着を用途とする。

製品ラインナップ

  品名
ゴム系溶剤形接着剤 クロロプレンゴム系 575F,CS4503F,5430LF,速乾GF
クロロプレンゴム系スプレー 5100F,G211F
ニトリルゴム系 501F,540,545F
SBR系 速乾Gクリア
樹脂系溶剤形接着剤 塩化ビニル樹脂系/ニトロセルロース系 201F,210F(ニトリル変性),塩ビパイプ用A,321

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