• テストハンマー等により、はく離のおそれがある浮き部について確認し、範囲をチョーク等で明示する。

• テストハンマー
• チョーク等

• 浮き部分に対するアンカーピン本数は、特記による。
• 特記がなければ以下の表による。

• チョーク
• スケール等

• コンクリート用ドリルを用い、使用するアンカーピンの直径より約2mm大きい直径とし、壁面に対し直角に穿孔する。
• 穿孔は、マーキングに従って行い、構造体コンクリート中に30mm 程度の深さに達するまで行う。

• 電動ドリル等

• 孔内をブラシ等で清掃後に行う。

• ブラシ
• 圧縮空気等

• 主剤と硬化剤を正確に計量する。
• アンカーピン固定用エポキシ樹脂はJIS A 6024 硬質形・高粘度形相当品とする。

• はかり
• 混練容器
• 混練具等
• EP48

• 注入用ポンプを用いる。
• 充てん量は特記による。
• 特記がなければ挿入孔1 箇所当たり25cc（約30g）とする。

• グリスポンプ等

• アンカーピンはステンレスSUS304、呼び径4mm の丸棒で全ネジ切り加工とする。
• アンカーピンのネジ切り部分にアンカーピン固定用エポキシ樹脂を塗布し、アンカーピンの頭は仕上げ面から5mm 程度引っ込むようにして挿入する。

• 全ネジ切りアンカーピン等
• EP48

• 衝撃をあたえないようにし、降雨等からも適切な養生を行う。

• 養生用具等

• テストハンマー等により残存浮き部分を確認し、注入孔の位置をチョーク等で目地部にマーキングする。
• 残存浮き部分に対する注入箇所数は、特記による。
• 特記がなければ一般部分は12 箇所/m²、指定部分（見上げ面、ひさしのはな、まぐさ隅角部分等をいう）は20 箇所/m²、狭幅部は幅中央に200mm ピッチとする。
• 浮き面積が1m²以下の場合は、標準配置グリッド図をあてはめた最大箇所程度とする。

• テストハンマー
• チョーク等

• コンクリート用ドリルを用い、壁面に対し直角に穿孔する。
• 穿孔は、マーキングに従って行い、構造体コンクリート中に5mm 程度の深さに達するまで行う。

• 電動ドリル等

• 孔内をブラシ等で清掃後に行う。

• ブラシ
• 圧縮空気等

• 主剤と硬化剤を正確に計量する。
• 注入用エポキシ樹脂はJIS A 6024 硬質形、中粘度形、低粘度形を選択する。

• はかり
• 混練容器
• 混練具等
• EP35、EP48

• 注入はグリスガンを用いる。
• 注入口から注入材料がもれないように注意して、残存浮き内部に内圧がかからないように下部から上部へ、片端部から他端部へ、打診しながら注入する。
• 注入量は、特記による。
• 特記がなければ注入孔1 箇所当たり25cc（約30g）とする。

• グリスポンプ
• パッキン等
• EP35、EP48
• パッキン、ウエス等

• 目立たぬ色のパテ状エポキシ樹脂等で仕上げる。

• パテベラ等
• EP45、EP80

• 注入後24 時間程度、振動や衝撃を与えないよう養生を行う。

• 養生用具等

• ワイヤーブラシ
• ディスクサンダー
• 皮スキ等

• テストハンマー
• 目視