1成分形シーリング材

1成分形シーリング材

シーリング材には1成分形と2成分形のタイプがあり、それぞれ硬化方法が異なります。
1成分形は、空気中の水分と反応して表面から硬化する湿気硬化型が主流です。2成分形は、基剤と硬化剤が反応して硬化する混合反応硬化型で、2液系コーキングガンや撹拌機が必要になります。

用途、部材、規模、環境に合わせたシーリング材の選定が重要になります。ここでは、1成分形シーリング材の代表的な製品をご紹介いたします。

注意事項

シーリング材の材種や硬化機構により耐久性区分・設計伸縮率・耐候性などの性能が異なるので、充分な確認が必要となります。また、1成分形は、目地の幅・深さが大きい場合、硬化に日数を要するので、アルミニウム笠木など硬化過程でムーブメントが大きい目地では変形などの影響を受け易く事前検討が必要です。

使用する箇所に最も適切なシーリング材、プライマーはこちらからお選びください。

適材適所一覧
プライマー一覧

基材別特長と代表的な製品

変成シリコーン系

製品名 POSシール POSシールLM
特長 ・変成シリコーンシーラントの標準品
・耐熱、耐寒、耐候性良好

・中モジュラスタイプ
・防カビ性抜群
・仕上げ塗料の適合性良好
・内、外装広範囲な用途に適する
・POSシールの低モジュラスタイプ
・仕上げ塗材の適合性良好
・サイディング材用途に最適
・防カビ性抜群

シリコーン系

製品名 8060プロ 8051N
特長

・シリコーンシーラントの標準品
抜群の耐熱、耐寒、耐候性
・耐疲労性良好
・高モジュラスタイプで高弾性
・感温性が小さく、作業性良好
・ガラス留付け用途に最適

・抜群の耐熱、耐寒、耐候性
・各種プラスチックへの接着性良好
・オキシムタイプに比べ低臭
・ムーブメントへの追従性良好
・防カビタイプ

ポリウレタン系

製品名 S700NB
特長 ・ウレタンシーラントの標準品
・低モジュラス高伸びタイプ
・仕上げ塗材の適合性抜群
・RC、スレート、ALC用途に適
・外壁クラックのVカット補修に適

シリル化アクリレート系

製品名 セメダインEXCELⅠ
特長 ・優れた耐候(光)性
・優れた耐久性
・動的疲労特性
・高モジュラスタイプ
・目地周辺部非汚染性

アクリル樹脂エマルション系

油性コーキング材

ブチルゴム系


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