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接着基礎知識
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硬質塩化ビニルを接着するときのポイント。
正式名称は「ポリ塩化ビニル樹脂」、略号はPVC。電気絶縁性や難燃性に優れ、着色しやすく、比較的安価なことから、古くから様々な用途に使われてきたプラスチックです。
ここではまず、硬質塩ビの代表的な用途である「雨どい」と「塩ビ管」の接着について記します。
「雨どい」や「塩ビ管」には、主として、「継ぎ目」を接着する用途があります。
この場合、適した接着方法は「ドープセメント」という接着剤を使用した溶着方法があります。硬質塩ビの表面同士を少し溶かして接合させる方法で、2つの部材を一体化させることで水漏れ防止に効果があります。
通常、接着剤は、モノの表面に馴染んで、そのまま硬化することで「馴染みっぱなし=くっつく」ものですが、この「ドープセメント」では、接着剤は、「表面を少し溶かす役割」と「溶けた分を少し補う役割」の2つの役割を果たします。「少し補う」理由は、接着部位の強度を補強する意味があります。
もちろん、硬質塩ビは様々な用途に使われています。波板や、電機ケーブルの被覆材、家電製品、文房具や玩具等々。それらの接着には、特にドープセメント法での接着をご希望されなければ、スーパーXやセメダイン3000、ハイスーパー5など、各種接着剤で接着出来ます。
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