2019年09月26日モノづくり

出展レポート:ものづくりの祭典「Maker Faire Tokyo2019」

2019年8月3日、4日の両日、日本最大級のものづくり展示会Maker Faire Tokyo2019が東京ビッグサイトで開催されました。ロボット、AI、プログラムなど様々なもの作りが披露される中、セメダインも新たなMakerとの出会いを求め、「3Dプリンターの各造形物の接着に最適な接着剤の検証」というテーマで出展をしました。

3Dプリンターは新しいものづくりの姿

3Dプリンターの進化は目覚ましく、仕上がりはよりキレイになり、耐久力や弾力性など用途に合わせて様々な材料を選択できるようになっています。出力代行サービスも増えてきており、プリンターやソフトを持っていない人でも手軽に3D出力を利用できるようになりました。
ものづくりに劇的な進化をもたらした3Dプリンターですが、大きな造形物を出力したい場合、出力には非常に時間がかかる問題があります。分割して出力し、後から貼り合わせれば便利なのですが、3Dプリンターに使われる素材を「どのように接着するか」は、多くのユーザーにとってぶつかる疑問でもあります。

3Dプリンターで出力したものをくっつけるには?

この疑問を解決すべく、セメダインは昨年から3Dプリンターの各造形物の接着検証を実施しています。昨年までの検証で、同じ名前の樹脂でもメーカーによって接着性能が異なることもわかっていたため、今年は更に内容をアップデート。
Stratasys、Formlabsほか3Dプリンターメーカー・出力サービス各社のご協力をいただき、4種類の造形方法、21種類の素材で「試験片」を造形。この試験片を使用して、接着性能試験を行い、それぞれの素材をくっつけるのにどの接着剤が適しているかを調べました。
3Dプリンターには、熱で融かしたフィラメントを積み上げて造形する「FDM」、UV硬化性樹脂にUVレーザーを照射し積層する「SLA」など、いくつかの造形方式がありますが、実は造形方式によって素材の表面状態も全く異なります。今年は、素材の表面状態から「何故その接着剤が適しているのか」の分析をしています。

▲検証結果をまとめた接着ガイドブック
素材ごとに「どの接着剤がくっつくか」がわかるようになっています。

▲光造形式3Dプリンター「Form2」(Formlabs)と造形物
とても静かで、とてもコンパクト。造形物もキレイ。

▲接着剤を使って貼り合わせた造形物たち
実際にお客様に触っていただき「くっついている感じ」を体験いただきました

▲素材表面の拡大写真
造形方法によって表面状態が異なることがわかります

(左)FDM造形物の表面(PLA)
(右)SLA造形物の表面(紫外線硬化樹脂)

セメダインはあらゆるMakerのパートナー!

会期中は、3Dプリンターユーザーの方ほか、沢山の方が様々なものづくりの接着相談にいらっしゃいました。
なにかを「つくる」時、必ず「つける」作業が発生します。セメダインはこれからも、様々なMakerを「くっつける」力で応援いたします。ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
「接着ガイドブック」の内容は今後こちらで随時公開していく予定です! お楽しみに!

会期中は様々な接着相談で賑わいました。

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